・2015年10月1日からすべての電子書籍に「8%」の消費税が適用されます。

Kindle ダイレクト・パブリッシング
小説などの電子書籍を出している人のロイヤリティが下がります。
kindleで出版している人には大打撃ですね…。


250円の人はロイヤリティが「マイナス13円」減ります。
99円の人は「マイナス3円」減って、32円になります。



100冊売って3500円だったものが3200円と、
ますます何とも言えない状況になってしまいました。



価格設定99円で利益を出そうとするのは無理がありますね。


1000冊売れれば32000円ですが、
これは毎回書いていますが、
1000冊売れるほどの価値ある作品なら250円でも売れるハズですよ。



・今回のアナウンスの影響は
恐らくキンドル作家の人たちは消費税分を上乗せせずに
そのままの価格で販売する人がほとんどだと思います。
それしか対応策がありません。



・参考
芥川賞を受賞したピースの又吉直樹の「火花」
発行部数144万部突破した頃、
テレビでも取り上げられ増刷も決まったピーク状態からのスタートダッシュ。


その時点で公開された電子書籍のDL数が
7万4088ダウンロードです。


あんなに話題になっていたのに7万4000ダウンロードなんですよね。
(最終的にはもっと増えたと思いますが)


何が言いたいかというと、
たとえどんな内容であろうと99円だろうと
無名の人間が電子書籍で1万冊を販売するのは
現時点では不可能だということです。


短編とかでないのなら、
99円はやめた方がいいと思いますよ。



宣伝目的など、出版したという形だけで満足だとか
それぞれ個々の考えがあると思いますが、
同じ考えの人が大勢いるので
市場に99円が溢れてしまい100円ショップのような状態になっています。


宣伝目的なら無料公開がいいのではないかと思います。
利益を得るなら250円以上で出版した方いいです。



どんな作品だろうと、
あなたが250円だと決めれば、その作品は250円なんですから。


250円の価値を見出してくれる人に見つけてもらいましょう。




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中二病エクスカリバー
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